はじめまして、京都の西大路七条の鍼灸整体院、なかやま鍼灸整体院の院長 仲山竜一郎です。
家事やデスクワークや家でテレビを見ている時などに、繰り返し肩のこりを感じたり、腰に痛みを感じたりすることはありませんか?
なかなか、すっきりしないと「まぁ、こんなもんかなぁ~」っていう感じでついつい放っておくなんてこともありますよね。
痛みがきついところまではいかず、しびれなどもないけれども肩こりや腰痛があるという方は結構多いです。
今日は肩こりと腰痛について
現役、整体師であり鍼灸師である私が、できるだけ具体的にご紹介していきたいと思います。
肩こりと腰痛を改善するにあたり、参考にして頂けたら幸いです。
肩こりと腰痛の関係
肩こりと腰痛は慢性化し、治りにくいといわれています。
普通の肩こりや腰痛は、病院に行っても原因ははっきりせず、湿布を処方されて様子をみるというパターンが通常だと思います。
それは、骨が変形していいるだとか、椎間板が圧迫されているとか、神経を圧迫しているとかではなく、日常の姿勢や食事など生活習慣が大きく関わっているからです。
過剰なストレス、長時間のデスクワークやスマホの操作、同じ動作を繰り返す作業、偏った食生活や睡眠不足などが大きく影響します。
また、腰痛は大腰筋・大腿直筋・縫工筋・大腿筋膜張筋などの筋肉が緊張し縮まることで腰が丸くなり腰部に負担がかかり腰に痛みが生じます。
そうすると当然ながら、姿勢は猫背気味になり首や肩にも影響します。
肩こりは、後頭下筋群・大胸筋など首周りの筋肉が緊張し血流不足になることで生じます。
頭の重さは約5kgもあります。構造上、頭は前に倒れやすい位置にあります。
その前に倒れやすい頭を倒れないように後ろから引っ張って支えているのが後頭下筋群です。
猫背や巻き肩になると、頭の位置が前に出てくるので、後頭下筋群をはじめ首や肩周りの筋肉には負担がかかってきます。
首のつまりについて
日常の不良姿勢などで、繰り返し、持続的に負荷がかかることで肩こりになります。
なので、どれだけ肩の筋肉をマッサージなどして緩めてもすぐにこってきてしまい慢性化します。
このように、腰のバランスが崩れると首や肩への負担も増え、逆に頭の位置が前に出てくると猫背になり腰が丸くなるので、腰への負担も増えます。
慢性的な肩こりと腰痛の原因
肩こりと腰痛の原因として考えらるものは
日常の動作の癖
家事や仕事や勉強などで、いつも同じ作業、同じ動作を日々繰り返すなど、日常生活での自分の動作の癖により同じところに負担がかかり筋肉が疲労・緊張してしまいます。
長時間にわたり同じ姿勢をしている
デスクワークやパソコン、スマホの操作などをしている際、長時間同じ姿勢を続けることで、首や腰の筋肉に負担がかかるため肩こりや腰痛になります。
また、姿勢も悪くなり猫背や巻き肩になると首や肩の筋肉に負担がかかってしまいます。
過度なストレス
仕事や学校や人間関係などのストレスが4つ以上重なると、ストレスにより交感神経が緊張状態になります。
3つくらいまでの問題やストレスは処理できるそうですが、4つ以上になるとさすがに耐えきれなくなるという説もあります。
これは、あくまでも目安の数字なので、もちろん個人差はあります。
交感神経が緊張状態になると、筋肉も緩まる時がなく緊張・疲労してくるので肩こりや腰痛をまねきます。
睡眠不足
睡眠も人によって個人差があり、よく寝ないとしんどい人もいれば、あまり寝なくても平気な人もいます。
ただ、その人にとって充分な睡眠がとれていないと脳も身体が休まらず、筋肉も緊張状態が続くので肩こりや腰痛になる要因が多くなります。
肥満
筋肉量が少なく、体重が重いと各関節や筋肉に負担がかかります。
また、暴飲暴食や偏った食事をしていると内臓にも負担がかかるため、内臓の疲労から肩や腰の筋肉が緊張してしまいます。
対処法として食事を気をつけることは出来ても、痛みが出てしまっていると運動が出来ないので、体重も落としにくくなるのが難しいところです。
急に運動を始める
急に運動をし始めると、昔の記憶があり、ついついオーバーワークになってしまうことがあり、筋肉や関節に負担がかかりすぎてしまい、肩こりや腰痛をまねいてしまうこともあります。
慢性的な肩こりと腰痛の症状
ここでいう慢性的な肩こりや腰痛は、何かしらの病気の関連で出ているとか、激痛やしびれがある状態を除く、肩こりや腰痛として捉えてください。
症状としては
・肩がこる
・目が疲れる
・たまに頭痛がある
・首を倒すと肩や首の付け根につまりや張りを感じる
・座っている状態から立ち上がると腰が痛い
・腰を反らす、前に倒すなど特定の動作で痛みが生じる
・常に腰が重だるい
などの症状をていします。
慢性的な肩こりと腰痛の6つの解消法
肩こりや腰痛を解消するための6つの解消法をご紹介させてもらいます。(痛みがひどかったり、しびれがある場合はこの類ではありません)
ストレッチ
まずは、簡単なストレッチ(前屈や開脚)からで良いのでストレッチをする習慣をつけることが大切です。
ストレッチは、やっていれば必ず柔らかくなってきます。
筋肉は伸びると逆に縮んでしまうという説もありますが、ストレッチをすると肩こりや腰痛が楽になるのも事実です。
運動や体操
これもストレッチと同じで習慣にすることが大切です。
急に走ったり激しい運動をするのではく、ウォーキングから始めるなど軽い運動から始めることをおすすめします。
マッサージ
お風呂などで、こっているところの皮膚をさする程度で良いので、刺激をすると楽になることもあります。
身体を温める
入浴やカイロ、ホットパックなどで、お腹や腰、後頭部や目などを温めます。
自宅で簡単ホットパックの作り方
サプリメント
ビタミンB群、ビタミンE、マグネシウムやミネラルを補うことで筋肉が柔らかくなる効果を期待できます。
特に夏場は汗をよくかくので、汗と共にミネラルも出てしまい、ミネラル不足になるので、ミネラルの補充は必要です。
ミネラル分を含んだ塩を舐めておくだけでも違います。
専門的な施術を受ける
肩こりや腰痛を改善し、内臓や骨格のバランスを整えてくれるところで施術をうけることも良いでしょう。
痛みがひどい場合やストレッチや運動をしても良くならない、時間がない場合は専門的に改善することをおすすめします。
追伸
慢性的な肩こりや腰痛は、様々な要因が重なっておこります。
例えば、デスクワークが多く、ストレスも溜まっていて暴飲暴食もしがち、忙しいので運動不足でスマホもよく見る。
など、要因は一つではありません。
これらを解消するためには、生活習慣の見直しも大切です。
また、専門的に肩こりや腰痛を改善してくれるところで施術をうけ身体全体のバランスを整え、一度、身体をリセットすることも有効な選択肢の一つです。
当院でも、肩こりと腰痛に対応しています。ご相談受け付けておりますので、是非お声がけください。
なかやま鍼灸整体院 院長 仲山竜一郎
資格:鍼師、灸師、柔道整復師
修得:整体術、鍼灸、上部頚椎、カイロプラクティック、オステオパシーなど
京都で鍼灸整体院をさせてもらっています。