【20代】 男性 右手首小指側の痛み(TFCC損傷)
来院
2019年12月 20代 男性 京都
症状
・1年以上前から右手首小指側の痛み
・テニスをしていて痛くなった
初回
検査により、頚~肩~腕の張り&圧痛、肘関節のズレ、手根骨のズレを認める。手首の尺屈、床に手をつく、捻る動作で痛みが出る。
頚椎調整、頚~肩~腕の筋肉調整、肘関節調整をし痛みの確認をすると手首の尺屈は痛み軽減、床に手をつく、タオルを絞る動作で痛みが残るとのこと。
各動作で痛みを確認しながら手根骨調整をおこなうと、全ての動作の痛みがかなり軽減したので、ここで初回の施術終了。
次回は、1週間後に来院予約をして頂く。
3回目
手首の尺屈、タオルを絞る動作はほぼ痛みがなくなった、床に手をつくと少し痛みが残るとのこと。テニスのフォアハンドでもまだ少し痛みを感じる状態。
前腕の筋肉調整を重点的におこない小指調整をし、床に手をつく動作&フォアハンドの動作をしながら手根骨調整をおこない痛みを確認すると痛み消失。
4回目
痛みの確認をすると各動作で痛みを感じないとのこと。テニスでフォアハンドをしても痛みは無い状態。
前回までと同様の施術と前腕に残っていた圧痛及び筋緊張の調整をし痛みの確認をすると痛みは無いので、ここで施術終了。
施術法
頚椎調整、頚~肩~腕の筋肉調整、肘関節調整、動作をしながらの手根骨調整
院長の所見
今回の症例での手首小指側の痛みは、腕の骨である橈骨と尺骨の捻れバランスが大きな要因でそれに関連し手根骨のバランスが崩れてしまったことが原因でした。
長期間、骨格バランスが乱れていたことにより筋緊張の偏りも生じていたので、前腕の筋肉調整も改善のポイントとなりました。
早期改善して頂けて良かったです。
なかやま鍼灸整体院 院長 仲山竜一郎
資格:鍼師、灸師、柔道整復師
修得:整体術、鍼灸、上部頚椎、カイロプラクティック、オステオパシーなど
京都で鍼灸整体院をさせてもらっています。