【70代】 女性 右膝を曲げると痛い(夜間痛あり)
来院
2019年4月 70代 女性 京都
症状
・右膝を曲げると痛い
・3週間前から夜にも痛み(安静時痛)
・痛み止めを1日に4回飲んでいる
・立っているのがつらい
・右ふくらはぎに痛み
初回
検査により、骨盤の歪み、頚椎のズレ、臀部~下腿の筋緊張、膝周囲の筋緊張、関節裂隙部の圧痛、足関節のアンバランスを確認。膝関節の可動域制限あり。
臀部~下腿の筋肉調整、膝周囲の圧痛調整、足根骨調整、骨盤調整、膝関節調整をし痛みの確認をすると痛みが軽減。
膝関節調整別法、腓骨調整をし再確認すると更に痛みが軽減したので初回の施術はここで終了。
次回は、1週間後に来院して頂くようお伝えする。
3回目
夜の痛み(安静時痛)は楽になったとのこと。長時間立っているとき、自転車に乗るときにまだ痛みを感じる状態。
同様の施術にくわえ、大腿の筋肉調整、膝窩からの膝関節調整を重点的におこなうと痛みがかなり軽減した。
7回目
夜間痛は消失。薬は飲まなくてもよくなり、だいぶ立っていられるようになってきた。階段の上り下りのときに痛みを感じることがあるという状態。
骨盤と膝関節の微調整と筋肉調整と圧痛調整を丁寧におこなっていく。
13回目
日常生活での膝の痛みは感じなくなった。まだ正座まではできないとのこと。痛みを感じるのは正座などかなり深く膝を曲げたときだけになった。
屈曲制限を改善するため、骨盤調整、筋肉調整、膝窩調整、足指調整をおこなうと仰臥位で踵が大腿につくようになった。
正座の格好で足の小指調整をすると正座できるようになった。
次回は、身体のバランスが安定してきているか診るため、施術間隔を2週間後に空けてもらうようお伝えしました。
16回目
痛みも無くなり、かなり良い状態を保てているとのこと。
中心軸、筋肉&骨格バランスともに良好に保たれている。痛みの戻りがでないように筋肉&圧痛調整を重点的におこない、ここで施術終了。
施術法
臀部~下腿の筋肉調整、膝周囲の圧痛調整、足根骨調整、骨盤調整、膝関節調整、膝関節調整別法、腓骨調整、大腿の筋肉調整、膝窩調整、足指調整
院長の所見
夜間痛もあり重傷度の高い膝の痛みでした。膝の屈曲制限がある場合は、骨盤調整、膝窩調整、足指調整が重要なポイントになってきます。
痛みがあるときに無理に膝を曲げる練習などをし過ぎると、かえって悪化させてしまうことがあるので、改善の段階や時期をみて適切なセルフケアをして頂くことも早期改善のポイントになってきます。
かなりキツい状態でしたが、改善して頂けて良かったです。
なかやま鍼灸整体院 院長 仲山竜一郎
資格:鍼師、灸師、柔道整復師
修得:整体術、鍼灸、上部頚椎、カイロプラクティック、オステオパシーなど
京都で鍼灸整体院をさせてもらっています。