はじめまして、京都の西大路七条の鍼灸整体院、なかやま鍼灸整体院の院長 仲山竜一郎です。

デスクワークやスマホの操作など同じ姿勢をしていることが多く、慢性的な肩こりや首のこりがあり、こり感が強くなると頭痛をともなうなんてことありませんか?

年に1回とか2回程度ならまだしも、月に何回か肩こりや首こりに伴い頭痛がおこる方も多いです。

そうなると、仕事や家事も手につかなくなったり、疲れがなかなかとれないような状態になりますよね。

このような、慢性的に肩こりや首こりがあり、頭痛も伴う方に向けて、

今日は慢性的に肩こりや首こりがあり、頭痛も伴う方にむけて、肩こりと頭痛について

現役、整体師であり鍼灸師である私が、できるだけ具体的にご紹介していきたいと思います。

肩こりからくる頭痛を改善するにあたり、参考にして頂けたら幸いです。

肩こりと頭痛の関係

慢性頭痛は、偏頭痛・緊張型頭痛・群発性頭痛の3つに分かれます

その中で、肩こりと関連が深いのが緊張型頭痛です。

緊張型頭痛は筋収縮性頭痛ともいわれ、身体的・精神的に疲労やストレスが繰り返しかかることで発症するもので、慢性頭痛の7割はこの緊張型頭痛だといわれています。

肩や首の筋肉は、頭とつながっている筋肉が多いので、肩のこりや首のこりと密接に関係しています。

主な症状
・肩こりや首こりを感じる
・頭を締め付けられるように痛む
・ハチマキで締め付けられた感じがする
・後頭部から首の付け根辺りに痛みがある
・ひどくなってくると頻繁に頭痛になる
・人によっては、偏頭痛のような、こめかみに脈打つような痛みがある

などの症状があらわれます。


 緊張型頭痛の特徴
・肩や首がこりやすい
・入浴などで温まると痛みがマシになる
・寝るとある程度は楽になる
・マッサージをすると楽になる

という特徴があります。


 緊張型頭痛になる方の習慣や特徴
・デスクワークなどパソコン作業を長時間している
・スマートフォンを操作している時間が長い
・運動不足である
・眼精疲労がある
・疲れがとれない、倦怠感がある
・ストレスを感じている
・冷え性
・仕事や家事など、無理をしても頑張ってしまう

緊張型頭痛のある方は、このような傾向のある方が多いです。

病院に行っても薬を飲んでも治らない頭痛

病院に行っても頭痛の薬を飲んでも、なかなか改善しない頭痛の原因として

 内臓の機能低下
 歯ぎしり、くいしばり
 無呼吸症候群
 自律神経疾患
 高血圧

などが考えられます。

しかし、1番の要因として考えられるのが

 頚椎の歪み
の問題です。頚椎の中でも特に後頭骨ー第1頚椎ー第2頚椎のズレが生じている場合は、様々な不具合を引き起こす可能性があります。

頚椎にズレが生じると、脳幹の通り道が狭くなり圧迫していしまうので、脳幹が機能低下をおこします。

脳幹の働き

このように脳幹が圧迫されることで、肩こりや首こり、自律神経症状、ホルモンバランスの乱れ、内臓機能の低下などの不具合が生じます。

その結果、頭痛を引きおこす要因となります。

肩こりからくる頭痛の改善法

肩こりからくる頭痛である緊張型頭痛は、こっている筋肉が緩み、血流が改善されれば、痛みが緩和されます。

なので日常生活の中で有効な方法は
・お風呂でゆっくりと温まる
・目や後頭部を蒸しタオルやホットパックで温める
・ストレッチ
・ウォーキングなど汗をじわっとかく運動
・マッサージ
・姿勢を気をつける
・充分な睡眠とバランスの良い食事を心がける


という方法が肩こりからくる頭痛を改善するための方法です。

それでも、なかなか慢性的な頭痛が改善してこない場合は、筋肉の緊張だけではない可能性が高いので、専門的に診てくれる医療機関で受診されることをおすすめします。

追伸

肩こりからくる頭痛も人によって症状の現れ方に違いがあります。

薬を飲んだり、温めたりすることで楽になっている間は良いですが、だましだまし無理を続けていると、どんどんひどくなってくる恐れもあるので、決して我慢して無理だけはせず、早い目に医療機関を受診してください。

早い目に適切な処置をしておくことで、緊張型頭痛は改善していきます。

当院でも、肩こりからくる頭痛に対応しています。ご相談受け付けておりますので、是非お声がけください。

なかやま鍼灸整体院 院長 仲山竜一郎
資格:鍼師、灸師、柔道整復師
修得:整体術、鍼灸、上部頚椎、カイロプラクティック、オステオパシーなど
 
京都で鍼灸整体院をさせてもらっています。