【60代】 女性 右膝裏に痛み(ベーカー嚢腫)
来院
2018年2月 80代 女性 兵庫
症状
・右膝裏に痛み
・去年の8月頃にベーカー嚢腫と診断を受けた
・11月頃から歩けなくなって注射とリハビリをしていた
・正座はできない
・腰痛あり
初回
検査により、骨盤の歪み、背骨のアンバランス、背部~下腿の筋緊張、中心軸のブレ、膝蓋骨&脛骨ー腓骨のアンバランス、膝窩部の圧痛、右膝の関節可動域制限を認める。
背部~下腿の筋肉調整、背骨調整、骨盤調整をおこない動作時痛の確認をすると痛みが軽減。
腓骨調整、上部頚椎~頭蓋骨の調整、膝窩部の圧痛除去をおこない再確認すると更に痛みが軽減。
膝の屈曲制限は残るが、無理をせずにここで初回の施術終了。
膝窩の腫れを早くひかすために膝の圧迫固定包帯の巻き方をお伝えし自宅でやってもらう。
次回は1週間後に来院してもらうようお伝えする。
4回目
腰の痛みは消失し、膝も階段の上り下りがかなり楽にできるようになってきたとのこと。正座はまだ厳しい状態。
前回同様の施術に正座改善のため筋肉調整を重点的におこない、足の小指調整をくわえるとかなり膝の屈曲ができるようになった。
8回目
膝窩の腫れがほぼ無くなり正座ができるようになったとのこと。階段もスムーズに上り下りでき腰の痛みも感じない状態。
かなり良い状態なので、期間をあけても良い状態が保てるか確認するために次回は3週間後に来院してもらうようお伝えしました。
10回目
膝窩の腫れもなくなり、正座や階段の上り下り、日常生活での動作も全て問題なく痛みも無いとのこと。
中心軸、筋肉の状態、骨格バランスともに良好な状態を保てているので施術終了。
施術法
背部~下腿の筋肉調整、背骨調整、骨盤調整、腓骨調整、上部頚椎~頭蓋骨の調整、膝窩部の圧痛除去、足の小指調整
院長の所見
膝に水が溜まったり腫れがある場合は、関節バランスを整え、関連する筋肉の緊張を緩めたうえで包帯で圧迫固定すると、水や腫れは自然にひいていきます。
関節が腫れた状態だと関節が安定せずにガクッとなるような不安定感がとれないので、腫れがひどい場合は膝の包帯圧迫固定は重要なポイントになってきます。
改善して頂けて良かったです。
なかやま鍼灸整体院 院長 仲山竜一郎
資格:鍼師、灸師、柔道整復師
修得:整体術、鍼灸、上部頚椎、カイロプラクティック、オステオパシーなど
京都で鍼灸整体院をさせてもらっています。